ゴル航空、737-8-MAXに186席を装備 2018年後半に1機目を受領

ゴル航空、737-8-MAXに186席を装備 2018年後半に1機目を受領

ニュース画像 1枚目:画像はゴル航空の737-800
© Boeing
画像はゴル航空の737-800

ブラジルのゴル航空は2017年3月28日(火)、同社が2018年に導入する737-8-MAXの客室構成を発表しました。新機材は、現在の主力機の737-800から座席数が5%増となり、177席から186席に増加します。MAXはシートピッチを34インチとし、国際線では「GOLプレミアム」クラスを装備します。

ゴル航空が発注した737-8-MAXは120機で、2028年まで受領する計画です。初号機は2018年後半に受領し、装備する186席のうち、国際線の機材には「GOLプレミアム」と「GOL+Conforto」を装備します。この機材は737-800の航続距離の5,500キロメートルから延長された6,500キロとなり、ブラジルからマイアミ、フォートローダーデール、オーランド、カンクンなどブラジル人に人気のある旅行先へ直行便で運航が可能なことから、ビジネスチャンスが拡大するとしています。

機内は、スカイインテリアが採用され、LEDライト、新型の荷物入れ「スペースビン」など快適性を高める装備に加え、Wi-Fiアンテナを搭載し、旅客は機内でインターネットの利用や、エンターテインメントを楽しむことも可能です。

ゴル航空は現在、737-800を93機、737-700を28機、計121機保有しています。同社は今後導入する737 MAXで、現在の737-800より運航コストを低減します。2018年から2020年までの3年間に25機を導入する予定ですが、この時期に受領する機材数を増やすことができる契約で、運航コストをさらに引き下げる取り組みが可能なことから、引き続き競争力のある格安航空事業を強化する方針です。

メニューを開く