ルフトハンザ、パイロット労組との交渉で2022年までの包括的協定に合意

ルフトハンザ、パイロット労組との交渉で2022年までの包括的協定に合意

ルフトハンザグループは2017年3月15日(水)、運航乗務員が所属する労働組合「Vereinigung Cockpit(VC)」と交渉してきた労使問題について、2022年までの包括的協定に合意したと発表しました。

経過的給付、年金計画、雇用条件に関する包括協定、ルフトハンザ及びルフトハンザカーゴ、ジャーマンウィングス所属パイロットの団体賃金協約に関しても、双方が前向きな条件で合意しており、これにより今後数年間、パイロット訓練生の雇用の確保、機長のポジションが増えることとなり、パイロットのキャリア展望が開けるとしています。

なお、ルフトハンザは先日発表したグループ賃金協定の対象とならない機材40機の導入は見送る方針で、合意によるコスト削減の見返りとして、現行のグループ賃金協定の対象となる機材計325機を2022年まで継続的に運航します。

ルフトハンザグループはこの包括的協定が同社、また従業員、顧客、株主にとって価値がある結果を出すことができた、とコメントしています。詳しくは、ルフトハンザグループのウェブサイトを参照ください。

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