広島空港で2017年3月24日(金)にボディスキャナーが設置され、3月29日(水)から運用が開始されています。これは、国土交通省が国内の主要空港に順次導入を進めている施策にあわせ、同空港でも導入したものです。設置場所は、国際線2階保安検査場で、採用されているボディスキャナーはドイツSmithsの「eqo(エコー)」です。
このボディスキャナーは、ミリ波アクティブ方式と呼ばれる電波を使用する検査機器です。「eqo」は非イオン化技術を使用したスクリーニングシステムで、数秒でスキャンを完了し、3Dプリントされた銃や爆発物、輸出入禁止物などを特定します。
360度全方位でスクリーニングし、スキャン完了後すぐに結果を表示します。表示画面は、汎用的なマネキンイメージで不審物の場所を示すほか、データは検査後、自動的に消去され、プライバシーにも配慮されています。詳しくは広島空港のウェブサイトを参照ください。