オーストリア航空は2017年3月30日(木)、同社の777-200、機体記号(レジ)「OE-LPD」を特別塗装「Blue Danube Waltz(ブルー・ダニューブ・ワルズ:美しき青きドナウ)」号として運航すると発表しました。この塗装は、前奏曲を含む「美しき青きドナウ」の楽譜を45メートルに渡り描いており、オーストリア航空の機内でも年間25万4,000回、演奏されているオーストリアを感じさせるウィンナ・ワルツです。
塗装は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲した「美しき青きドナウ」の序曲を譜面を胴体に表現しており、このワルツの150周年を記念したものです。オーストリア航空を利用する72%が、フライト中に「美しき青きドナウ」を聞きたいとの顧客調査の結果もあるほど、同社のサービスを表す一曲でもあります。
特別塗装はデカール貼付けの対応でしたが、38個の個別部分で構成され、作業は3日間に渡る大変なものでした。この「OE-LPD」は愛称「Spirit of Austria(オーストリアの精神)」で、特別塗装「美しき青きドナウ」とあわせオーストリアを代表する航空機となります。
Austrian Airlines Adorns Boeing 777 Jet with the Blue Danube Waltz. #Servushttps://t.co/ymWAF6qAh1 pic.twitter.com/9LRsT9YH5r
— Austrian Airlines (@_austrian) 2017年3月30日