ボーイング、米海軍・豪空軍・英空軍向けP-8Aで17機分を受注

ボーイング、米海軍・豪空軍・英空軍向けP-8Aで17機分を受注

ニュース画像 1枚目:アメリカ海軍塗装のP-8A
© Boeing
アメリカ海軍塗装のP-8A

ボーイングは2017年4月3日(月)、アメリカ海軍、オーストラリア空軍、イギリス空軍向けに、P-8Aポセイドンを少なくとも17機分を提供する契約を受注したと発表しました。3月30日付けで総額22億ドルの契約を受けたもので、32機の追加供給なども含まれています。全てのオプションが行使されると、総額68億ドルの契約となります。

ボーイングのP-8プログラムは、民間機で運航実績の高い737-800をベースとし、長距離哨戒機に改設計した機体で、アメリカ海軍が122機、インド海軍が8機、RAAFが8機、イギリス空軍が9機導入する予定です。今回の契約では、確定17機のうち、アメリカ海軍向けが11機、オーストラリア空軍向けが4機、イギリス空軍向けは2機です。イギリス空軍向けの契約はこれが初めてで、2019年の納入予定です。

ボーイングはアメリカ海軍に53機、オーストラリア空軍に2機、計55機をこの3カ国に納入しています。

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