国土交通省九州運輸局は2017年4月11日(火)、出入国管理統計を受けた1月の外国人入国者数が過去最高になったと発表しました。船舶観光上陸を含む1月の確定値は、前年比33.3%増の378,832人、クルーズ船を含まない2月速報値は、22.6%増の263,341人となっています。九州への外国人入国者数は2016年は前年比31.4%増の、372万1,122人と5年連続で過去最高を記録し、好調を継続しています。
確定値のうち、1月は旧正月の需要に加え、2016年9月にエアプサン、ティーウェイ航空が福岡/大邱線を新規就航、12月にジンエアーが北九州発着の釜山、ソウル・仁川線を就航し、個人旅行を中心に増加しています。中国はクルーズ船を含め春節の需要で増加、香港は2016年7月に開設された香港エクスプレスの鹿児島線、2016年9月の福岡線の増便が増加基調を支えています。
なお、ジェットスターアジアが運休したシンガポール/バンコク/福岡線とプミポン国王崩御の影響からタイから九州への旅客は前年比マイナスで推移しています。