ワサヤ・エアウェイズに納入される世界初のDHC-8-100貨物機が公開

ワサヤ・エアウェイズに納入される世界初のDHC-8-100貨物機が公開

ニュース画像 1枚目:ワサヤ・エアウェイズに納入される世界初のDHC-8-100貨物機
© Wasaya
ワサヤ・エアウェイズに納入される世界初のDHC-8-100貨物機

カナダの貨物航空会社、ワサヤ・エアウェイズは2017年4月20日(木)、同社が導入する予定で、世界初となるDHC-8-100パッケージ・フレイターをカナダ・オンタリオ州のノースベイ空港で公開しました。

DHC-8-100旅客機を貨物機に改修した機材で、機体記号(レジ)は「C-GANF」で、1986年に製造された機齢31年の機体です。改修は、オンタリオ州に拠点を置くボヤージュ・アビエーションが手がけ、リージョナルの貨物輸送として経済性のあるオプションとして、航空貨物市場に提供しています。

ワサヤ・エアウェイズは、カナダで設計、製造、さらに改修が行われ、砂利の滑走路など遠隔地に乗り入れる必要のあるカナダの国土に合うDHC-8-100の貨物改修で、効率的な輸送を実現できるだけでなく、競争優位を保つことが出来るとしています。特に食料や雑貨、燃料、建築資材などカナダ北部での生活必需品の輸送コストを削減し、地域社会に貢献できるとしています。

このDHC-8-100貨物機はカナダ運輸省(Transport Canada)の最終承認の手続きが進められており、予定では5月にワサヤ・エアウェイズの拠点となるサンダーベイ国際空港にフェリーされます。ワサヤ・エアウェイズは12のファースト・ネーションが100%株式を保有する航空会社で、オンタリオ州北部の25地点に運航しています。

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