JAXA、種子島宇宙センターでH3ロケット用LE-9エンジン燃焼試験を実施へ

JAXA、種子島宇宙センターでH3ロケット用LE-9エンジン燃焼試験を実施へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年4月24日(月)、H3ロケット用LE-9実機型エンジンの燃焼試験を実施すると発表しました。H3ロケット用LE-9エンジンは、2017年3月末にその完成と、種子島宇宙センターの液体ロケット試験場のスタンドへの設置が発表され、燃焼試験に向けた準備が進められていました。

試験は、エンジンシステムが設計意図通りの機能や性能の発揮を確認し、起動/停止シーケンスの確認、各コンポーネントの性能データを取得することが目的です。試験期間は、4月26日(水)から6月まで、期間中に11回の試験を予定しています。ただし、天候や作業の進捗状況にあわせて期間、試験回数などを変更する場合があるとしています。

H3ロケットはH-IIロケットから打ち上げ費用をさらに削減し、頻度増加をめざした新たなロケット開発で、LE-9エンジンは第1段機体のエンジンとなっています。H3ロケットは、2020年度にも試験機1号機の打ち上げをめざしています。

期日: 2017/04/26 〜 2017/06/30
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