エアバス、次期輸送機「ベルーガXL」機体デザインを決定 クジラの笑顔に

エアバス、次期輸送機「ベルーガXL」機体デザインを決定 クジラの笑顔に

ニュース画像 1枚目:BelugaXLの機体デザイン
© AIRBUS S.A.S.
BelugaXLの機体デザイン

エアバスは2017年4月25日(火)、次期大型貨物輸送機「Beluga XL(ベルーガXL)」について、機体デザインのコンセプトを「スマイリング・ベルーガXL(Smiling BelugaXL)」に決定したと発表しました。「笑顔」は世界共通で、新ベルーガの大きな笑顔は多くの人に伝わるだろうと、エアバスはこのデザインを紹介しています。

決定に至るまで、同社スタッフを対象にデザイン案を募集し、このうち6つから投票を経てクジラの笑顔のデザインが選ばれました。「スマイリング・ベルーガXL」は投票で約40%の票を獲得する人気ぶりで、クジラの目、口が描かれた笑顔は多くのスタッフが幸せな笑顔になったとも紹介しています。

ベルーガXLプログラムの責任者のバートランド・ジョージ氏は、「塗装作業を終えたベルーガXL初号機を見た人たちの笑顔が浮かぶ」と採用されたデザインに自信を覗かせています。ベルーガXLは、A330-200をベースにA350 XWBの主翼2枚を搭載できる収納力を備えたエアバスの工場間の輸送を支える貨物機で、その初号機の組立が進められています。計画では、2018年に初飛行、2019年から運用を開始します。

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