ボンバルディア、Cシリーズの急角度進入で認可 カナダ運輸省とEASAから

ボンバルディア、Cシリーズの急角度進入で認可 カナダ運輸省とEASAから

ニュース画像 1枚目:ロンドン・シティ空港でのCS100
© Bombardier
ロンドン・シティ空港でのCS100

ボンバルディアは2017年4月26日(水)、カナダ運輸省とヨーロッパ航空安全庁(EASA)からCS100の急角度進入の認可を得たと発表しました。ロンドン・シティ空港など、発着の条件が厳しい空港での運航も可能になります。今回の認可を受け、ロンドン・シティ空港にCシリーズで定期便を運航する最初の航空会社は、スイスインターナショナルエアライン(SWISS)になる見込みです。

ボンバルディアは2017年3月21日(火)、CS100の試験飛行機2号機(FTV-2)、機体記号(レジ)「C-GWYD」をロンドン・シティ空港に運航し、認可に向けた手続きを進めていました。ロンドン・シティ空港でCシリーズの発着が可能になり、SWISSだけでなく、同機種の長い航続距離から新たな路線の開設、新たな航空会社の発注が期待されています。

特に、ブリティッシュ・エアウェイズはA318でニューヨーク・JFK線を運航していますが、アイルランドのシャノンでテクニカル・ランディングしています。CS100では直行便で運航することが可能なほか、航続距離からアメリカ、ロシア、西アフリカ、中東などへ直行便の開設が可能になり、ロンドン中心部と世界各地を結ぶ利便性の向上にもつながります。

ボンバルディアは、ロンドン・シティ空港でQ400ターボプロップをはじめ、ビジネスジェットのチャレンジャー650、グローバル5000、グローバル6000について、同空港での運航の認可を得ています。

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