テキストロン、サイテーション・ロンジチュード4号機で初飛行

テキストロン、サイテーション・ロンジチュード4号機で初飛行

ニュース画像 1枚目:離陸するサイテーション・ロングティテュード4号機、「N703DL」
© Textron Aviation Inc.
離陸するサイテーション・ロングティテュード4号機、「N703DL」

テキストロン・アビエーションは2017年5月9日(火)、サイテーション・ロンジチュード(Cessna 700 Citation Longitude)の試験飛行4号機、機体記号(レジ)「N703DL」で初飛行を実施しました。セスナ・エアクラフトは2017年後半にアメリカ連邦航空局(FAA)から、ロンジチュードの型式証明を取得する計画で、試験飛行を進めています。

4号機は客室インテリアを装備した機体で、客室内の各種装備だけでなく、環境制御システム、与圧システム、各種キャビン装備を評価するための試験機です。この初飛行は5月5日(土)に実施されたもので、3時間20分にわたり、機体の性能を確認しました。

セスナ・エアクラフトはロンジチュードの初号機を2016年10月に初飛行させ、8カ月未満で4機を飛行させ、その開発プロセスの精密さが実証されているとアピールしています。また、4号機ではシステムの試験項目を確認していくと同時に、客室の全体的な体験を評価することで、操縦性能と共に重要な快適性を確認します。

なお、サイテーション・ロンジチュードは4機でこれまでに200フライト、約400飛行時間近くを記録しています。

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