宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2017年5月15日(月)、欧州宇宙機関(European Space Agency:ESA)との機関間会合を開催し、地球観測、宇宙環境利用、宇宙科学などの分野での共同ミッションなどで引き続き協力を拡大、深化することを確認、共同声明を発表しました。
この会合は、ESAのヴァーナー長官が就任後、初めての来日にあわせ、両機関の協力実績を総括や地球規模の課題と共同貢献の確認のほか、ISSの2024年までの最大利用を促進することの重要性を確認し、宇宙探査分野で欧州と日本の強みを生かしたミッション創出の検討を行うことと第2回国際宇宙探査フォーラム(ISEF2)の成功に向けた協力で合意しました。
また、会合で合意された分野での協議を年内に完了させるため、担当役員レベルのワーキンググループを設置、全ての協力活動を通じ、宇宙技術による社会課題の解決や産業振興、人類の活動領域の拡大に貢献していくことを宣言しました。詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。