テキストロン、サイテーション・ロンジチュードをEBACEで初展示

テキストロン、サイテーション・ロンジチュードをEBACEで初展示

ニュース画像 1枚目:ジュネーブに到着したサイテーション・ロングティテュード
© Textron Aviation Inc.
ジュネーブに到着したサイテーション・ロングティテュード

テキストロン・アビエーションは2017年5月21日(日)から5月24日(水)まで、スイス・ジュネーブで開催されている「2017 European Business Aviation Convention & Exhibition (EBACE 2017)」で、同社が開発を進めているセスナ・サイテーション・ロンジチュードを初展示しています。このロンジチュードは、機体記号(レジ)「N703DL」で、機内装備を初めて搭載した試験機です。ロンジチュードとしては4号機で、客室内の装備を全般的に試験、確認、検査と評価を担う機体です。
 
テキストロン・アビエーションは、この機種は快適さと同時に、運航コストの安さ、メンテナンス間隔を長く保ち、スピードと航続距離の長さで、ビジネス・アビエーション市場の新たな標準となりうるとアピールしています。すでにエグリン空軍基地のマッキンリー極限気候研究所で極寒・酷暑試験を行うなど、胴体や主翼など極限状況での耐久性を確認しています。

ロンジチュードは2016年10月に初飛行し、これまでの飛行試験プログラムで230ソーティ、450飛行時間超を記録しています。2017年夏には5機目の試験飛行機が開発プログラムに加わり、2017年末にアメリカ連邦航空局(FAA)から型式証明を取得し、2018年にはヨーロッパ航空安全庁の認定も獲得する予定です。

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