ブリュッセル航空、長距離路線のA330を機材更新 リース機返却にあわせ

ブリュッセル航空、長距離路線のA330を機材更新 リース機返却にあわせ

ニュース画像 1枚目:ブリュッセル航空 A330
© Brussels Airlines
ブリュッセル航空 A330

ブリュッセル航空は2017年5月22日(月)、2018/2019年度に同社の長距離路線向け機材を更新すると発表しました。同社が保有するA330の10機のうち、7機を更新します。2018年と2019年には、リース期間が終了するA330-200、A330-300の7機が対象で、現行エンジンを搭載するA330-300に更新します。

この数カ月にわたり、ブリュッセル航空はルフトハンザ・グループと共に、機材更新について総合的な調査を行い、これに基づき、取締役会でA330-300の購入を決定しています。調査では、商業的、経済的、さらに運用上から、A330-300の現行エンジン機が長距離路線の拡大をめざす上で旅客、貨物ともに最適の機種と選定しました。

ブリュッセル航空は現在、A330-200とA330-300のエンジンに複数種を使用しています。GEのCF6-80E1、プラット&ホイットニーのPW4000エンジン、ロールスロイスのトレント700エンジンと3種類を混在して運用していますが、新たに導入する7機のエンジンは全てトレントエンジンに統一します。これはルフトハンザ・グループ傘下の航空会社で使用されていること、さらにエンジンの統一によるメンテナンス、エンジニアリング部門で作業の複雑さを軽減するといったメリットも見込まれています。

また、機材更新にあわせてビジネス、プレミアムエコノミーにあたるエコノミー・プリビレッジ、エコノミーの3クラスの新キャビンを装備する予定ですが、この仕様など詳細は改めて発表する予定です。

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