エアバス、モーリシャス航空向けA350初号機の最終組立を開始

エアバス、モーリシャス航空向けA350初号機の最終組立を開始

ニュース画像 1枚目:モーリシャス航空向けA350のウイングレット
© AIRBUS S.A.S.
モーリシャス航空向けA350のウイングレット

エアバスは2017年5月24日(水)、モーリシャス航空向けのA350-900の主翼と胴体の接合、テールコーン、水平尾翼の接合が完了したと発表しました。これはモーリシャス航空に納入される1機目、製造番号「145」です。

最終組立の行程は今後、ウィングレットの搭載、アビオニクス関連の地上試験などを行うために、組立作業を行うステーションを移動、さらに次の行程では、客室内の装着の完了、エンジンの搭載、塗装、飛行試験などと続きます。この機体は2017年第4四半期に納入される予定です。

モーリシャス航空はA350-900を6機、導入する予定で、4機が直接発注分、2機がエアキャップとのリース契約によるものです。導入当初は、モーリシャス/パリ線に投入される予定となっています。

なお、エアバスのA350は、2017年中にデルタ航空、香港航空にA350-900が納入されるほか、A350-1000初号機がキャセイパシフィック航空に納入される見込みです。

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