シンガポール航空、絶滅危惧種の不法取引廃絶に向けた共同宣言に調印

シンガポール航空、絶滅危惧種の不法取引廃絶に向けた共同宣言に調印

シンガポール航空は2017年6月6日(火)、野生動物および野生動物製品の違法な輸送や取引を排斥する「野生動物保護連盟輸送特別委員会バッキンガム宮殿宣言(United for Wildlife Transport Taskforce Buckingham Palace Declaration)」に調印したと発表しました。

調印は6月5日(月)にカンクンで開催されたIATA年次総会で実施され、これにより、同宣言に調印した航空会社は38社となりました。シンガポール航空は搭乗者やスタッフの意識向上を図るとともに、野生動物の不法貿易に対し、厳しく対処します。

シンガポール航空はペットとしてチェックインされた猫や犬、または機内に同伴する感情支援犬以外の搭乗者による動物の持ち込みは禁止しているほか、シンガポール航空カーゴも「絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約(CITES)」、「IATA動物輸送規定(IATA Live Animal Regulations)」に準拠する場合のみしか動物の輸送を受け入れません。

シンガポール航空は、これからも野生動物の不法取引防止において、政府や関係機関などど協力していくとしています。

メニューを開く