ジェット・アビエーション、BBJ3、ACJ330、ACJ319などを再納入

ジェット・アビエーション、BBJ3、ACJ330、ACJ319などを再納入

ニュース画像 1枚目:バーゼルのジェットアビエーション施設、イメージ
© Jet Aviation
バーゼルのジェットアビエーション施設、イメージ

ジェット・アビエーションは2017年6月、737-900ERをベースとしたBBJ3、ACJ330、ACJ319のVIP改修を終え、顧客に再納入したと発表しました。BBJ3はジェット・アビエーション・デザイン・スタジオが設計を手がけ、花のモチーフを主体に、レザー・ウィングバック・アームチェア、大胆な赤と青の配色などを特徴としたデザインが採用されました。特に旅行の黄金時代からインスピレーションを得たもので、完成後は古典的な優雅さ細部の優雅さを合わせもっています。

ラウンジとダイニングエリアは、赤と青の色調であわせたレザーソファとウイングバックアームチェアが備えられていますが、航空機の認証要件を満たし、顧客が利用できるよう個別に対応した調度品が備えられています。この機体はプライベート需要、業務利用の両方に柔軟な対応ができるように設計されており、VIPエリアには大型のラウンジ、中央マスタースイート、レインシャワー付きの専用バスルーム、大型の50インチモニター、ダイニングルームを1つの大きなスペース、または区分けして使用できます。また、機体後部にはビジネスとエコノミーのシートも装着されています。

6月8日(木)付けでは、中東の顧客にACJ330とACJ319を納入したことも発表されています。両機ともバーゼルで改修作業が行われたもので、ACJ319は10カ月、ACJ330は14カ月での作業と、いずれもVIP改修作業の中では記録的なスピードで実施されました。この2機は、2016年10月と2017年2月にそれぞれ顧客に引き渡し済みで、設計から再納入までバーゼルで一貫して作業が実施されました。

また、この機体は顧客から要望されたハイエンドの仕上げ、カスタムデザインを採用しながら、航空機の重量は顧客の要求よりも大幅に軽く仕上げられており、ジェット・アビエーションは重量管理プロセスの秀逸さをアピールしています。

インテリア・デザインは、伝統的なアラビアによるモチーフなどが採用されながら、現代的なスタイルを融合しています。ACJ330はオフィス、ゲストスイート、VVIPのシートエリア、後部座席の客席、さらにVIP向け10人分のミニスイートが装着されています。このVIP向けミニスイートはジェット・アビエーションが設計、開発を手がけ、スライディングドアを備えたプライバシーを確保する仕様となっています。ACJ319は、広々としたゲスト用洗面所、大型の専用バスルーム付きのベッドルーム、後部にゲスト用に追加できるフレキシブルなシートを備えています。

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