VMA-311が離日、AV-8BハリアーIIの岩国配備部隊として最後に

VMA-311が離日、AV-8BハリアーIIの岩国配備部隊として最後に

ニュース画像 1枚目:岩国航空基地でのAV-8BハリアーII
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Joseph Abrego
岩国航空基地でのAV-8BハリアーII

アメリカ海兵隊岩国航空基地(MCAS岩国)は2017年5月31日(水)、第311攻撃飛行隊(VMA-311)トムキャッツが、アリゾナ州のMCASユマに帰還したと発表しました。VMA-311の今回の配備は2017年1月28日(土)、AV-8BハリアーIIの8機と隊員と共に到着、第31海兵遠征部隊の固定翼攻撃機の任務を遂行し、MCAS岩国に配備された最後のAV-8BハリアーIIの飛行隊となりました。

AV-8BハリアーIIのパイロットで、VMA-311のマシュー・トレヴィーノ隊長は、今回の配備について、第31海兵遠征部隊の航空支援の任務を果たす中、海上空域、水陸両用の任務を通じ、隊員の練度向上が図れただけでなく、都市訓練ではさまざまな目標を通じた訓練で、良い経験を得ることができたと語っています。

MCAS岩国でVMA-311は、海兵空地任務部隊(MAGTF)との打撃訓練や偵察など多様な任務を行い、F-35BライトニングIIの敵機役として、空対空戦闘訓練の模擬訓練も実施しました。また、西太平洋地域でパトロールも実施し、このうち韓国ではマックス・サンダーにも参加しています。

VMA-311は強襲揚陸艦「ボノム・リシャール(LHD-6)」と共にオーストラリアに展開し、支援を行う予定です。

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