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Bell 505 Jet Ranger X
テキストロン傘下のベルヘリコプターは2016年6月8日(木)、アメリカ連邦航空局(FAA)からベル505ジェットレンジャーの型式証明を取得したと発表しました。テストプログラムでベル505は1,000飛行時間以上を達成し、厳しい認証課程を経ており、2016年12月にはカナダ運輸省(TC)から型式証明を獲得しています。
ベル505は、チュルボメカ・アリウス2Rエンジンの二重チャネル全デジタル式電子制御器(FADEC)の搭載でパイロットの負担を軽減しているほか、パイロットが一目で重要な飛行情報を把握できるガーミンG1000H統合型アビオニクス・スイートを採用、高い安全性と操縦性に優れた設計を実現しています。巡航速度は125ノットの毎時232キロメートル、航続距離は360海里の667キロメートル、有効搭載量は1,500ポンドの608キログラムです。
ベルヘリコプターは引き続き、世界各国で型式証明の取得の活動を続ける方針です。あわせて訓練アカデミーでは、顧客向けの訓練などを実施しており、運航開始に向けた支援を並行して実施します。日本では、名古屋小牧を拠点とするセコインターナショナルが導入を決めており、航空局への申請では機体番号(レジ)「JA505X」と「JA18YT」が採番され、2018年1月、2月に受領を予定しています。
