エティハド航空とロイヤル・エア・モロッコ、貨物分野で提携拡大へ

エティハド航空とロイヤル・エア・モロッコの貨物部門は2017年6月2日(金)、今後9カ月にわたり、ネットワークの拡大、航空貨物輸送、いくつかの路線での相互運航の拡大などについて協力する覚書(MoU)を締結しました。

エティハド・カーゴは今回の締結で、同社の顧客により多くの供給量と目的地の選択肢を広げることができるとコメントしています。ロイヤル・エア・モロッコは、アメリカ、カナダ、ブラジル、西アフリカにネットワークを展開し、サービスの改善に取り組んでいるところで、提携を通じて相互の顧客にメリットを提供できるとしています。

また、ロイヤル・エア・モロッコは今回の提携拡大の合意を歓迎、両社で長期的にビジネス拡大に取り組むことができるとコメントしています。特にアフリカ、アメリカ市場でのビジネス拡大が期待され、エティハド・カーゴのノウハウも積極的に取り入れるとしています。

ロイヤル・エア・モロッコは737貨物機を1機運航しており、エティハド・カーゴは777Fを5機、A330Fを5機の計10機の貨物専用機を運航しているほか、両社の旅客機のベリースペースを活用し、事業を展開しています。