日本・クロアチア航空当局間協議、実質的なオープンスカイ協定を締結

日本・クロアチア航空当局間協議、実質的なオープンスカイ協定を締結

国土交通省航空局は2017年6月9日(金)、クロアチア・ザグレブで日本・クロアチア航空当局間協議を開催しました。将来的に定期便を就航させる航空需要があることを認識しながら、新規航空協定の締結に向けた協定の記載事項、今後の手続きなどについて意見交換したものです。

2017年夏スケジュールの運航状況では、直行便は無く、日本側は日本航空(JAL)がフィンエアー運航のヘルシンキ/ドブロブニク線の夏限定の季節便でコードシェアを実施しています。クロアチア側はクロアチア航空がスターアライアンスに加盟しています。なお、両国間ではチャーター便の運航が実施されており、2012年は9本、2013年は3本、2014年は2本、2015年は無し、2016年は6本の運航で、日本企業、または第三国企業による運航です。

この意見交換で、新規の協定締結までの期間について、暫定的な枠組みを合意しています。二国間の枠組みを新規設定し、羽田空港を除き二国間輸送について自由な枠組みを設定、コードシェアについて同一国、相手国、第三国企業との自由な枠組みの設定、国内コードシェアの枠組みを設定し、実質的にオープンスカイとなりました。

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