ボーイングは2017年6月21日(水)、「パリ・エアショー2017」でマレーシア航空と737 MAX 10を10機、購入契約を締結しました。契約総額はカタログ価格で12億5,000ドル相当です。この契約は、マレーシア航空が発注済みの737 MAXの契約を737 MAX 10に変更するものです。
マレーシア航空は、737 MAX 8を10に変更した理由として、競争の激化に対応する狙いから、効率性が高い機種で、追加の容量を得られることで、ビジネス、エコノミーと2クラスのフルサービスの運賃を顧客の要望にあわせて提供できるとコメントしています。
マレーシア航空は2016年に737 MAXを25機発注しており、このうち10機分が737 MAX 10となります。ボーイングはマレーシア航空と40年以上に渡る関係を築き、引き続き高い利益を期待できる単通路機を提供する今回の契約について歓迎しています。