エアバスは2017年6月21日(水)、アイスランドの格安航空会社(LCC)のWOWエアに初のA321neoを引き渡しました。これはヨーロッパの航空会社で初めて導入されたA321neoで、パリ・エアショー2017にあわせて発表されました。この機体は、エア・リース・コーポレーション(ALC)がリースしたものです。WOWエアはA320、A321、A330とすべてエアバス製の航空機を運航する会社です。
WOWエアのA321neoは、CFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジンを搭載、218席仕様となっており、レイキャヴィーのケプラヴィーク国際空港を拠点に、ヨーロッパ、北米への定期便に投入されます。同社は4月にすでにA320neoも導入しており、新エンジンを搭載する2機種を運航します。A320neoファミリーは、新エンジンを搭載し、主翼にはシャークレットを装備し、燃費削減は15%ほどで、2020年までには20%削減に届くよう改良が進められています。