GEアビエーション、JALと767エンジンでオーバーホール契約を締結

GEアビエーション、JALと767エンジンでオーバーホール契約を締結

GEアビエーションは2017年6月19日(月)、日本航空(JAL)とCF6-80C2エンジンのオーバーホール契約「TrueChoice Overhaul」の2年契約を締結しました。対象は18基のCF6-80C2エンジンでJALの767-300、767-300ERに搭載されています。契約総額は7500万ドル相当です。

JALは767を主力機の1つとしており、今回の契約でこれまでCF6の整備を内省してきたものの、GEアビエーションにアウトソーシングします。JALではこれまでの整備で培ったノウハウに自信を示していますが、今回の契約でGEとの協力でさらに良い環境が築けるとしています。GEも今回の契約を歓迎、最高のエンジン状態を維持できるように支援して行くとコメントしています。

JALが今回契約した「TrueChoice Overhaul」は、GEアビエーションが開発したエンジンのライフサイクルにわたり、柔軟に部品調達を含む支援体制でコストを最適化するプログラムで、高性能な新旧のOEM部品の供給による通常のメンテナンスに加え、修理技術のアップグレードの提供によるエンジン性能の向上とエンジンの残存価値の向上などを実現しています。

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