TAPポルトガル航空、レトロ塗装機の運航を開始 A330「CS-TOV」

TAPポルトガル航空、レトロ塗装機の運航を開始 A330「CS-TOV」

TAPポルトガル航空は2017年6月25日(日)、A330-300の機体記号(レジ)「CS-TOV」のレトロ塗装機を公開、運航を開始しました。機体には「TRANSPORTES AEREOS PORTUGUESES」と記し、1945年から続く72年の歴史をアピールする機体となります。

この「CS-TOV」は愛称に「ポルトガル」と名付けられ、ポルトガルやポルトガル人たちの空の旅を支えてきた歴史を象徴するものと位置づけています。このため、ポルトガル、またはTAPの歴史を祝うなど、特別なイベントなどにあわせて運航される定期便にも投入される予定です。新塗装初日のフライトとなった6月26日(月)は、リスボンからポルトへ飛行するなど、ポルトガル各地でお披露目されました。

このレトロ塗装は、TAPが1950年代から1970年代に採用した企業イメージで、当時の字体を復刻させたロゴが施されています。このデザインはロッキード・スーパー・コンステレーションで最初に登場し、747-200が最後の機体となっていました。また、「CS-TOV」に付けた愛称「ポルトガル」は、1972年2月に受領した747-200、機体記号(レジ)「CS-TJA」に続き、国名を採用した2機目の機体となります。

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