九州北部での大雨、防衛省や消防庁が人命救助や孤立解消で対応

九州北部での大雨、防衛省や消防庁が人命救助や孤立解消で対応

防衛省は2017年7月5日(水)、九州北部での大雨に伴い、人命救助などの任務で災害派遣を実施しています。福岡県は福岡駐屯地の陸上自衛隊第4師団、大分県は玖珠駐屯地の第4戦車大隊にそれぞれ要請しています。

両県知事からの要請を前に、防衛省は18時46分に災害対策連絡室を設置、18時57分に防衛大臣指示で陸海空のあらゆる手段を活用し、情報収集と人命救助を第一義とした救援活動の実施を行う体制となっています。第4戦車大隊のFAST-Forceが日田市、第9施設群のFAST-Forceが朝倉市でそれぞれ活動を行っています。

なお、消防庁によると、7月6日(木)5時20分現在で福岡県東峰村に孤立地域2カ所、このうち1カ所は70軒が孤立しています。福岡、大分県ともにそれぞれ1,000名を超す体制で活動にあたる予定です。また、消防庁は大分県向けに山口、愛媛、高知、長崎の各県、福岡県向けに大阪、兵庫、岡山、香川の各府県にそれぞれ航空機を使用する緊急消防援助隊の出動準備を依頼しています。

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