航空自衛隊は2017年7月6日(木)、アメリカ空軍と共同訓練を実施したと発表しました。東シナ海上空の訓練空域で行ったもので、参加部隊は空自は第9航空団のF-15が2機、アメリカ空軍は第9遠征爆撃飛行隊のB-1Bランサー2機でした。訓練は、編隊航法訓練を行い、アメリカとの共同対処能力と部隊の戦術技量の向上を図るものでした。
アメリカ太平洋空軍はこの訓練について発表しており、初めての夜間に実施した空自戦闘機との共同訓練になったと発表しています。アメリカ空軍は安全、かつ効果的な方法を夜間に飛行訓練を実施することは、重要な能力としており、この訓練の意義を述べています。
アメリカ空軍は、訓練は国際法の下でアメリカが航行の自由を行使する活動に資するもので、アジア太平洋地域において不安定な行動を防ぎ、日米間の連携を示すことに繋がるとしています。