エミレーツ航空、TAAGアンゴラとの戦略的提携を終了 金融危機などが影響

エミレーツ航空、TAAGアンゴラとの戦略的提携を終了 金融危機などが影響

エミレーツ航空は2017年7月11日(火)、アンゴラのTAAGアンゴラ航空との提携を終了すると発表しました。エミレーツは2014年9月、10年間の契約を締結していましたが今回、即時終了すると発表しました。

西アフリカ諸国では、原油輸出や為替レートの下落を大きな要因として2014年以来、深刻な金融危機にあり、同国に進出している外国資本の企業には大きな問題となっています。エミレーツは今回、出資する資本をドバイに引き上げ、戦略的提携を解消します。

現在、エミレーツ航空はドバイ/ルアンダ線を週5便から週3便に減らして運航しています。また、契約解除と戦略的合意の解消に先立ち、エミレーツのティム・クラーク社長はアンゴラのアウグスト・ダ・シルヴァ・トマス(Augo da Silva Tomas)交通大臣に3通の書簡を送付しています。

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