NEC、イギリスのサウス・ウェールズ警察にも顔認証システムを提供

NEC、イギリスのサウス・ウェールズ警察にも顔認証システムを提供

近ごろワシントン・ダレス国際空港で顔認証システムの実証実験を開始した日本電気(NEC)は2017年7月11日(火)、イギリスのサウス・ウェールズ警察へ顔認証システムを提供したと発表しました。

世界ナンバーワンの認証精度を有する顔認証技術を用いたカメラ映像向けリアルタイム顔認証ソフトウェア「NeoFace Watch」を活用したシステムで、専用の警察車両に設置されたカメラに映った人物と、監視リストに登録された容疑者や要注意人物、行方不明者など計50万枚の写真をリアルタイムに照合し、高速かつ高精度に人物を特定することが可能となっています。

同システムは、2017年6月3日(土)にカーディフ市のウェールズ国立競技場で開催されたUEFA チャンピオンズリーグ決勝戦の開催週に活用され、安全な試合運営に貢献しており、空港やスタジアムなど人の往来が多い場所の安全性の確保に役立つとしています。なお、大規模なスポーツイベントで顔認証システムを活用したのは、イギリスではサウス・ウェールズ警察が初めてです。詳しくは、NECのウェブサイトを参照ください。

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