タイ国際航空は2017年7月14日(金)、トゥールーズで同社5機目のA350-900を受領、これを「THAI Goodwill Flight」としてタイ南部3州の恵まれない子どもたちに提供する支援品を搭載、フェリーフライトを運航しました。タイ国際航空はA350 XWBを12機発注しており、このうち自社購入は4機、リースは8機です。最新の機材導入により、機齢の古い機材を退役させ、機材更新を進めています。
エアバスデリバリーセンターで受領した5機目の機体記号(レジ)「HS-THF」には、エアバス財団の協力により、タイ南部の子供たちに提供される1,000セットの学校用品が搭載されました。寄付された品物は、世界各地の航空関係者から150セットのバックパックと教室用の文房具、トゥールーズのインターナショナルスクールから50セットのバックパック、エアバス財団からの800キットが含まれています。
同社のA350はビジネスの「ロイヤルシルククラス」はシート幅が21インチ、180度にリクライニングし、全席とも通路にアクセスできるもので32席、エコノミーはシートピッチが32インチ、幅18インチで289席を装備しています。この機材は現在、バンコク発着のチェンマイ、プーケット線のタイ国内線に加え、バンコク発着のフランクフルト、ミラノ、ローマ、ドバイ線、バンコク/プーケット/フランクフルト線に投入されています。