アエロフロート、SSJ-100を20機追加発注 VEBリーシングからリース

アエロフロート、SSJ-100を20機追加発注 VEBリーシングからリース

ニュース画像 1枚目:アエロフロート保有のSSJ-100
© PJSC Aeroflot
アエロフロート保有のSSJ-100

アエロフロートは2017年7月18日(火)、VEBリーシング、ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC)とSSJ-100の納入契約を締結しました。調印式には各社のCEO、会長、社長が出席したほか、ロシアのプーチン大統領も立ち会いました。調印はMAKS-2017国際航空ショーの開会式に合わせて、実施されました。

アエロフロートは2015年1月、スホーイと契約した覚書のフォローアップとして締結したものです。両者の2015年の契約は、2016年に30機のSSJ-100が完納となっています。これにより、アエロフロートが保有するSSJ-100は50機に増えます。契約したSSJ-100は、ビジネスに12席、エコノミー75席と2クラス制の仕様で、計87席を搭載します。

アエロフロートは今回の契約で、ロシア国内で手がけられる航空機生産を支援する重要性を認識、大統領が同席する中での調印になったと紹介しています。また、同社はこれまでの歴史でも、ロシア製航空機の主要な消費者として重要な役割を果たしており、引き続きロシア製航空機を使用し、商用路線にに広く使用することで、機材の微調整など、開発プログラムと同時に、国家の利益に貢献、協力する考えです

今回、新たに契約したSSJ-100は2017年夏から納入が開始され、2018年7月までに納入される計画です。この新造機は、ロシア国内線、CIS諸国の定期便に投入されるほか、ヨーロッパ路線にも投入される予定です。

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