ANA、ピーチの連結入りで純利益510億円と大幅増 第1四半期決算

ANA、ピーチの連結入りで純利益510億円と大幅増 第1四半期決算

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ANAホールディングスは2017年8月2日(水)、2018(平成30)年3月期第1四半期決算を発表、売上高は前年同期比11.7%増の4,517億円、営業利益は80.0%増の254億円、経常利益は132.5%増の247億円、四半期純利益は668%増の510億円となりました。純利益はピーチを連結子会社とし、その特別利益を計上したことによる増加です。

このうち、ANAの国内線旅客は、ビジネス需要やゴールデンウィークの販売が堅調、かつ需要に応じた各種割引運賃を設定し、旅客数、収入ともに前年同期を上回っています。また、きめ細かく機材を入れ替える「ピタッとフリート」の運用で、需給適合に取り組んでいます。利用率は64.5%と前年から3.4%ポイントの増加、旅客数は1,035万3,277人の5.8%増、旅客収入は2.7%増の1,546億円でした。

国際線旅客は、日本発ビジネスクラス需要が好調を継続していること、日本発ヨーロッパ路線のプレジャー需要の回復、旺盛な訪日需要の取り込みで、旅客数・収入ともに前年同期を上回りました。また、787-9の導入を進め、プロダクトとサービスの拡充に取り組んでいます。利用率は73.7%と前年から0.7%ポイントの増加、旅客数は224万6,922人の5.4%増、旅客収入は13.1%増の1,394億円でした。

なお、ANAはスカイトラックスの2017年ワールド・エアライン・アワードで、「空港サービス全般」と「アジアを拠点とする航空会社の空港スタッフと客室乗務員によるお客様へのサービス品質」の2部門で、2年連続で最優秀エアラインに選ばれています。

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