東京国際空港ターミナルと日本電信電話(NTT)は2017年8月8日(火)から、情報ユニバーサルデザインの取り組みとして、スマートフォンのカメラ等を看板や物体にかざすだけで、⺟国語で有益な情報を得ることができる「かざして案内」の公開実証実験を開始しました。
この技術では、交通情報等が⺟国語で閲覧できるだけでなく、現在地とターミナル全体を⼀目で把握できる⽴体地図や、ユニバーサルデザインに配慮したルート案内、不慣れな⽇本料理等を分かりやすく紹介するコンテンツなどを提供します。
「かざして案内」機能は東京国際空港ターミナルの公式ウェブサイトから利用できるため、アプリをインストールする必要がありません。情報提供は、空港内の誘導看板、案内看板、特定レストランのメニューを第1弾とし、2017年度末には全レストランのメニューや観光案内ポスターなどへ拡張を予定しています。東京国際空港ターミナルは、公開実証実験を通して、利⽤率や旅⾏客の意⾒を踏まえながら、サービス化に向け、より使い易いインタフェースやコンテンツ提供をめざします。詳しくは、羽田空港のウェブサイトを参照ください。