在日アメリカ軍再編に伴い空母艦載機の岩国飛行場への移駐が2017年8月9日(水)、はじまりました。第1陣は、2月に配備前訓練のため同基地に飛来している第125早期警戒飛行隊(VAW-125)「タイガーテイルズ(Tigertails)」の早期警戒機のE-2D先進型ホークアイの5機でした。
VAW-125は第5空母航空団(CVW-5)の一員として、日本への前方展開海軍戦力に加わっており、USSロナルド・レーガン(CVN-76)に初めて搭載されたパトロールを終え、岩国基地に正式に配備されました。アメリカ海軍は、インド・アジア太平洋地域の同盟国やパートナーの海洋利益の保護と防衛の体制を整えると同時に、厚木航空基地からの移駐を進めます。
厚木から岩国への移駐計画は、VAW-125を皮切りに、戦闘機は2017年11月ごろにF/A-18スーパーホーネットの2部隊、2018年1月ごろにEA-18の部隊とC-2部隊、2018年5月ごろにF/A-18スーパーホーネットの2部隊が岩国へ移駐し、完了する予定です。移駐が完了すると、岩国基地の所属機は120機超となります。