37EBSのB-1Bランサー、配備後初任務で空自F-2、韓国KF-16と訓練

37EBSのB-1Bランサー、配備後初任務で空自F-2、韓国KF-16と訓練

ニュース画像 1枚目:B-1BとF-2戦闘機、九州上空で訓練
© 航空自衛隊
B-1BとF-2戦闘機、九州上空で訓練

グアムのアンダーセン空軍基地に前方展開する第37遠征爆撃飛行隊(37EBS)のB-1Bランサーは2017年8月7日(月)、航空自衛隊F-2戦闘機、韓国空軍KF-16D戦闘機と訓練を実施しました。アメリカ空軍の発表によると、およそ10時間にわたる任務でした。

空自の発表では8月8日(火)に九州周辺の空域で築城基地のF-2、2機、第37遠征爆撃飛行隊(37EBS)のB-1Bの2機、計4機で編隊航法訓練を実施しました。B-1Bは、訓練でインターセプトと編隊航法訓練を通じ、その戦術能力の向上、インド・アジア太平洋地域での軍事的なプレゼンス強化を図りました。

37EBSのB-1Bは8月初旬、エルスワース空軍基地からアンダーセン基地に展開、2月に前方展開したダイエス空軍基地の第7爆撃航空団(7BW)のB-1Bランサーから任務を引き継ぎました。7BWのB-1Bと同様、37EBSのB-1Bはブロック16で、ナビゲーション、レーダー、通信・ナビゲーション管理システムソフトウェアなど各種アビオニクスや搭載武器などがアップグレードされた仕様です。今回の日本、韓国への飛行は、アンダーセン空軍基地に展開して以来、初の任務でした。

メニューを開く