海自CH-101輸送ヘリコプター「8193」、岩国航空基地で横転する事故

海自CH-101輸送ヘリコプター「8193」、岩国航空基地で横転する事故

ニュース画像 1枚目:同型のCH-101、画像は「8192」
© 海上自衛隊
同型のCH-101、画像は「8192」

海上自衛隊のCH-101輸送ヘリコプターが2017年8月17日(木)午後、岩国航空基地で横転する事故が発生、隊員3名が怪我を負いました。NHKの報道ヘリコプターからの映像によると、事故機はCH-101の「8193」です。事故は14時20分ごろに発生したもので、荷物をつり下げた「8193」が基地付近を飛行、高度を下げた際に機体が不安定になり、横転したと伝えられています。

「8193」を含むCH-101は、川崎重工が当時のEHインダストリーズ(現・レオナルド)とAW101のライセンス契約を経て、「MCH-101/CH-101」として製造を手がけています。CH-101は全長22.8メートル、全幅18.6メートル、高さ6.6メートルで、乗員4名、エンジンはロールスロイスRTM322-02/08を搭載しています。CH-101は南極観測船「しらせ」艦載機として極寒冷地対応の3機で、しらせ飛行科が運用しています。

川崎重工は2017年3月末に13機目の「8660」を第51航空隊に納入し、MCH-101/CH-101掃海・輸送ヘリコプターを完納しています。

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