フランクフルト国際空港、LCC向けターミナル建設を前倒し 2020年供用

フランクフルト国際空港、LCC向けターミナル建設を前倒し 2020年供用

ニュース画像 1枚目:ピアG、開発第1段階は青
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ピアG、開発第1段階は青

フランクフルト国際空港を運営するフラポートは2017年8月16日(水)、フランクフルト市に格安航空会社(LCC)向けターミナルの建築許可申請を提出したと発表しました。フランクフルト国際空港でのLCCターミナルは当初、新たなターミナル3の供用開始後の対応を計画していましたが、これを前倒し、2020年に供用開始し、年間400万人から500万人の旅客に対応する計画です。

LCC向けターミナルはピアGとして建設し、コストを抑えながら、2億ユーロで建設します。フランクフルト国際空港の旅客対応能力は、2020年にターミナル1、2の合計でその能力の限界6,400万人に近くなると予想されていますが、LCCターミナルにより6,800万人まで対応可能となります。

ターミナル3の建設計画も予定より早く進んでおり、2023年には供用が開始される予定です。これまでターミナル1、2とピアGはバス輸送で結ばれる予定で、ターミナル3の供用開始後は、移動システム、荷物輸送のシステムも完全稼働する計画です。ターミナル3のピアH、Jとあわせ、ピアGは最大700万人の乗客に対応する能力に拡張され、第3ターミナルとしては1,400万人の旅客に対応します。

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