C-2輸送機、アラブ首長国連邦に輸出の可能性 政府がUAEに情報提供

C-2輸送機、アラブ首長国連邦に輸出の可能性 政府がUAEに情報提供

ニュース画像 1枚目:C-2
© 航空自衛隊
C-2

アラブ首長国連邦(UAE)が日本政府に対し、航空自衛隊の新型輸送機C-2の輸出を打診、これを受けて政府はその性能に関する情報を提供したと、2017年8月27日付けの日経新聞が伝えています。UAE空軍の輸送機は現在、ロッキード・マーチンのC-130Hハーキュリーズ、エアバスのCN-235を保有しています。防衛装備品の輸出の完成品は、決定すると初めての事例になる可能性があります。

C-2は、C-1輸送機の後継機として川崎重工業が開発を手がけ、航続距離は約7,600キロメートルとC-1と比べおよそ4倍、乗員以外の輸送人数は110人とC-1の60人と比べおよそ倍になっています。現在、C-2は2017年3月末に開発を終え、3機が美保基地へ配備され、2019年9月ごろまでをめどに、運用試験を実施しています。

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