ワンワールドは2017年9月1日(金)付けで、エア・ベルリンが同社運航便について、ワンワールド加盟航空会社や他のパートナーが運営するフリークエント・フライヤー・プログラムによるマイル、またはポイントの積算、および特典交換が停止されると発表しました。これはエア・ベルリンのロイヤリティ・プログラムを運営するトップボーナスが破産申請を提出したことに伴う措置です。
この対応に伴い、エア・ベルリンを除くワンワールド加盟社は、エア・ベルリンの搭乗で獲得する予定のマイル、またはポイントの積算について一定期間、保護すると発表しています。対応については、各社のマイレージ・プログラムを確認する必要があります。また、特典航空券のうち、予約・発券済み分は引き続き、エア・ベルリン、ニキ航空の利用する場合でも、有効です。
さらに、エア・ベルリンはワンワールド加盟航空会社の旅客が、マイル積算や交換以外のワンワールドのサービス提供については維持します。具体的には、エア・ベルリンとワンワールド加盟会社を乗り継ぐ航空券のマルチセクターでのチェックイン、対象顧客のラウンジ利用、優先チェックイン、追加の手荷物許容量などはこれまで通りです。
なお、ワンワールドに加盟する日本航空(JAL)は、エア・ベルリンとニキ航空の搭乗でマイル積算は、2017年12月1日(金)から積算対象外とします。また、9月1日(金)以降、エア・ベルリンのみ、エア・ベルリンを含むワンワールド特典航空券の新規予約は受付を行いません。詳しくは、エア・ベルリン、ワンワールド、または各社のマイレージ・プログラムを参照ください。