厚木航空基地、第3航空隊のP-1移行が完了 P-3Cは第51航空隊のみ

厚木航空基地、第3航空隊のP-1移行が完了 P-3Cは第51航空隊のみ

ニュース画像 1枚目:P-1
© 海上自衛隊
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海上自衛隊厚木航空基地の第3航空隊は2017年8月29日(火)、P-3Cの2機が他の航空隊へ装備替えとなり、同航空隊の運用機のP-1移行が完了しました。

厚木基地によると、P-3Cは1981年12月にアメリカから初めて飛来、1983年3月に第6航空隊で初めて配備し、2008年3月には第3航空隊と第6航空隊が統廃合され、現在の第3航空隊として新編されています。第3航空隊でのP-3Cはおよそ34年間で、日本周辺海域の警戒監視、災害派遣などに従事してきました。なお、厚木航空基地でP-3Cを保有する部隊は、第51航空隊のみとなっています。

また、9月4日(月)には第3航空隊司令が大江保友1等海佐から藤沢豊1等海佐、厚木航空基地隊司令は今井敬1等海佐から向井強1等海佐にそれぞれ交代しています。大江1佐は、P-1導入とその搭乗員の育成、8月末に第4航空群の全機P-1装備に伴う即応態勢の維持と円滑な部隊運用に貢献しました。厚木基地隊司令の今井1佐は、同基地の後方支援業務、大規模震災などで隊員が長期不在になる場合の隊員家族のサポート体制の構築などに尽力しました。

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