横田基地459AS、UH-1Nで九都県市防災訓練に参加 ホイスト救助を実施

横田基地459AS、UH-1Nで九都県市防災訓練に参加 ホイスト救助を実施

ニュース画像 1枚目:UH-1Nでホイスト救助を実施
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Donald Hudson
UH-1Nでホイスト救助を実施

横田基地に所在する第459空輸中隊(459AS)は、2017年9月1日(金)に神奈川県小田原市酒匂川スポーツ広場で実施された第38回九都県市合同防災訓練へ参加、その様子を公開しました。この合同防災訓練は、地方公共団体、消防、自衛隊、国土交通省緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)、災害医療支援チーム(D-MAT)、アメリカ海軍横須賀病院、アメリカ海軍、アメリカ陸軍のキャンプ座間、そして横田基地など140超の組織から約3,000人が参加しました。

2017年の訓練は、関東地方に直下型の大地震が7時10分頃に発生したシナリオを基に実施されました。459ASはUH-1Nの「69-6639」を使い、この訓練で初めてホイスト救助の能力を確認しました。

小田原付近の相模湾の海岸を飛行し、訓練で孤立したとの想定で救助活動を実施しました。乗組員たちは、現場でヘリコプターの接近を妨げる可能性のある障害物、風、またはその他をすばやく評価し、対応しました。訓練を通じ、5分から6分以内に救助の対応を完了するため迅速さを確保し、日本の関係当局と乗務員とコミュニケーションも良好だったと振り返っています。

459ASは2016年からホイスト救助に対応しており、これにより以前は対応できなかったわずかなスペースでの活動が実施できるようになり、昼夜を問わず関東全域で捜索・救助のシナリオを基に対応しています。

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