三菱航空機は2017年8月5日(土)から8月7日(月)までの3日間、グラントカウンティ国際空港のモーゼスレイク・フライト・テストセンター(MFC)で国土交通省航空局(JCAB)のパイロットによるMRJの慣熟飛行が実施されたと発表しました。
慣熟飛行は飛行試験機4号機の機体記号(レジ)「JA24MJ」を使用し、3名のJCABパイロットが交替で計4回、晴天、温暖な気温でベースとなるグラントカウンティに近い空域で実施されました。操縦したJCABのパイロットは、事前に座学、フライトシミュレーターによるトレーニングを実施し、計画通りに慣熟飛行が完了しました。今回の慣熟飛行は、三菱航空機以外のパイロットがMRJを初めて操縦したフライトでした。これにより、認可する航空局の体制整備も進み、型式証明の取得に向けた重要なステップを経ました。