エアバス、ダイバーシティ・アワードで日本のプロジェクトが最終選考進出

エアバス、ダイバーシティ・アワードで日本のプロジェクトが最終選考進出

ニュース画像 1枚目:九州工業大学の「BIRDS Satellite」プロジェクト
© AIRBUS S.A.S.
九州工業大学の「BIRDS Satellite」プロジェクト

エアバスは2017年9月7日(木)、エンジニアリング教育の世界的団体であるグローバル・エンジニアリング・ディーンズ・カウンシル(GEDC)と共催する「2017年GEDCエアバス ダイバーシティ・アワード」で、最終選考選出プロジェクトを発表、この中に日本のプロジェクトが選出されています。

2012年から開催しているダイバーシティ・アワードは、エンジニアのグローバルコミュニティで、革新性と成長を促す要素として考えられる「多様性」の増加を目的にしており、2017年は初めてUNESCOが後援しています。

最終選考に選ばれたのは、日本、オーストラリア、カナダの3つのプロジェクトで、日本は九州工業大学の「BIRDS Satellite」プロジェクトです。発展途上国の大学院生に対し、宇宙開発プログラムに関する知識や技術を身につけてもらうプロジェクトで、若いエンジニアに現在のグローバル市場で競争する特別な機会を提供し、スキルの育成や仲間たちのネットワークを構築を行います。

ファイナリストのプロジェクトは、10月10日(火)から10月13日(金)まで、カナダで開催される「GEDC年次総会」で専門家などによる審査員の前で発表されます。なお、このダイバーシティ・アワードの優勝者にはプロジェクトのさらなる発展をサポートするため、1万米ドルが授与されます。詳しくは、エアバスのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/09/07
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