DHL、ノルウェー発の海産物の輸出増に対応 アジア行き747-400を増便

DHL、ノルウェー発の海産物の輸出増に対応 アジア行き747-400を増便

ニュース画像 1枚目:DHL 747-400、イメージ
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DHL 747-400、イメージ

DHLは2017年9月11日(月)、ノルウェー発の海産物の輸出増加に対応し、輸送能力の拡大を発表しました。DHLは2017年5月から、ノルウェーのラクセルブ空港からオスロを経由し、ソウル・仁川と上海・浦東線の747-400貨物機を運航していますが、これを週2便に増便します。これにより、DHLは太平洋地域向けの運航効率を向上させます。

増便する747-400貨物機の定期便は、ブリュッセル、オスロ、ソウル、上海、シンシナティのルートで運航する航路で、効率的な生産力を提供しつつ、大陸間のサプライチェーンを再設計します。DHLの想定ではブリュッセルを出発後、オスロのDHLターミナルで魚介類を搭載し、ソウルと上海では一般貨物を搭載します。

DHLグローバルフォワーディングは、ノルウェーからアジア向けの定期便を倍増させる太平洋地域への航路拡大で、新鮮な海産物の需要増に対応します。これにより、ラクセルフ空港からオスロ・ターミナルを経由し、ソウルへの輸送はサプライチェーン全体でこれまでの48時間から20時間に短縮されます。

DHLは、航空機による物流ソリューションは迅速な輸送力の提供とあわせ、シーフードが最適な状態で目的地に到着し、リードタイムの短縮はノルウェーの漁業の成長を支援し、高品質な魚介類の市場シェア獲得にも貢献するとコメントしています。

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