キャセイパシフィック航空は、同社が発注済みのA350-1000のうち、6機をA350-900に変更するほか、A350-1000の5機を2020年から2021年に受領時期を延期すると発表しました。変更したA350-900の6機は2019年から2020年に引き渡しされる予定です。
キャセイパシフィック航空は2010年9月にエアバスとA350-900を30機契約し、2016年から2019年に納入する計画で、現在、この機材を順次、導入しています。また、2012年8月には、元の契約のうち16機分をA350-900からA350-1000に切り替え、さらにA350-1000を10機、追加発注しています。このA350-1000は2018年から2020年に引き渡しされるスロットを確保しています。
今回のエアバスとの合意は、A350-900の14機、A350-1000の26機を変更し、A350-900、A350-1000共に20機ずつと発注済みの機種を変更し、A350-1000の納入時期も5機分を変更します。