ボーイング、第2期多年度調達計画のスーパーホーネット257機を完納

ボーイング、第2期多年度調達計画のスーパーホーネット257機を完納

ボーイングは2012年2月22日に、F/A-18E/FとEA-18Gの第2期多年度調達計画分257機を、アメリカ海軍に完納したと発表しました。これらはスケジュールより早く、予算内で納入されました。

アメリカ海軍ではF/A-18E/FとEA-18Gを単年度ではなく、多年度の予算に分散して一括契約する多年度調達(MYP=multi-year procurement)方式で購入しています。これによりメーカーは長期にわたる生産計画が立てられることで生産性が向上、コスト低減が図られます。

F/A-18E/FとEA-18Gの量産機は第1期多年度調達で210機、今回の第2期で257機を導入しました。この中にはオーストラリア空軍向けの24機も含まれています。そして2010年9月に契約された第3期では、F/A-18E/Fを66機とEA-18Gを58機が生産されます。

ボーイングでは多年度調達により第3期だけでも6億ドル、これまでを合計すると23億ドル、約1840億円も節約できたと主張しています。

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