カナダの格安航空会社(LCC)のウェストジェットは2017年9月21日(木)、カルガリー国際空港に5000万ドルの予算で新たな格納庫の建設を着工しました。完成すると、125,000平方フィートの広さで、導入を決めている787-9の整備に対応できます。
ウェストジェットはカルガリーでもっとも運航規模の大きな航空会社で、787-9を使い、カルガリー、そしてカナダと世界各地を結びます。同社の成長戦略の中で、カルガリーとの協力を深め、ワイドボディ機の戦略的な拠点として格納庫を設ける判断に至りました。
建設する格納庫の設計は、Stantecが設計、カルガリーの建設会社CANAが手がけます。この格納庫には、737を最大4機、または787-9を1機を格納でき、オフィススペースは2フロアが設けられます。竣工は2019年春の予定です。
ウェストジェットは、2019年第1四半期から2021年12月までにGEnx-1Bエンジンを搭載した787-9を10機導入する予定で、2020年から2024年までにさらに10機の787-9のスロットについてオプション契約を締結しています。