元F-2テストパイロット渡邉吉之さん執筆、「戦闘機パイロットの世界」発売

元F-2テストパイロット渡邉吉之さん執筆、「戦闘機パイロットの世界」発売

ニュース画像 1枚目:「戦闘機パイロットの世界」
© パンダ・パブリッシング
「戦闘機パイロットの世界」

航空自衛隊で第8航空団でF-4EJ、飛行開発実験団でF-15Jなどのテストパイロットとして勤務、F-2の開発に携わった渡邉吉之さんが執筆した「戦闘機パイロットの世界」がパンダ・パブリッシングから発売されています。

「戦闘機パイロットの世界」は渡邉さんが「パイロット視点で」ディープに語る戦闘機論で、加速より減速、上昇より下降が難しいこと、飛行時には掛け算すらできなくなる状態、戦闘機の性能で本当に重要なこと、失速には「よい失速」と「悪い失速」があることなど、操縦時の体感や見える景色から、計器やヘッドアップディスプレイ(HUD)の見方、エンジンスタートから着陸までの手順、空戦やマニューバー、失速や緊急時の対応方法までを交えて紹介しています。

渡邉さんは空自パイロットの勤務経験で各種戦闘機に加え、グライダー、軽飛行機、練習機、大型輸送機、ヘリコプターなど30機種の操縦経験があり、1990年にはF-2支援戦闘機の開発のため三菱重工で新製機や修理機のテストフライトを担当し、1995年にはF-2の初フライトを成功させたパイロットとしても知られます。

「戦闘機パイロットの世界」は、電子書籍版は税込980円、書籍版は税込1,980円です。電子書籍は、Kindleなど電子書籍書店で購入でき、スマートフォンや電子書籍リーダーにダウンロード、購読できます。

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