デルタ航空、デルタ・フライト・プロジェクトが製品改革で本格始動へ

デルタ航空、デルタ・フライト・プロジェクトが製品改革で本格始動へ

デルタ航空は2017年9月27日(水)、2016年に設立し、完全子会社で客室インテリアや航空電子機器、機内エンターテイメントシステムの製造、開発などを担当する、デルタ・フライト・プロジェクツが新たな機内設備の開発に向け始動していると発表しました。

2016年に、ジョージア工科大学における共同研究所の協力で模索したアイディアで、航空機内でインターネット環境を提供する「Gogo」や他のサプライヤーとともに、最新機材Cシリーズにあわせた最先端のモジュラー式機内エンターテイメントシステムが実現化に近づいています。

デルタ航空は機内設備に関し、以前は第三者にデザイン、技術開発などを依頼していましたが、デルタ・フライト・プロジェクツを通して社内で手がけることにより、予定されている777の改良などもふくめた主要機材のアップグレードにおいて、より管理しやすい体制が整ったと効果を説明しています。

デルタ・フライト・プロジェクツは近ごろ、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の北にある111,000平方メートルの製造施設に引っ越し、製造作業の始動開始にあわせ、エンジニアやデザイナーに加え、今後、機械工、製作者、製造労働者の雇い入れを予定しています。現在、同社社員は約100名ですが、今後3年間で300人以上を雇用し、商品開発に力をいれます。詳しくは、デルタ航空のウェブサイトを参照ください。

この記事に関連するニュース
メニューを開く