イージージェットは2017年9月27日(水)、アメリカのライト・エレクトロニックと提携し、短距離路線で電気旅客機の実現を目指すと発表しました。ライト・エレクトロニックは、10年以内にイージージェットのヨーロッパ路線で電気旅客機の導入実現を目指します。
イージージェットはA320neoを導入し、環境や運航面で大きな改善に取り組んでいます。燃費は15%削減と二酸化炭素の排出削減、離着陸時には50%の騒音削減などを実現しています。また、イージージェットは牽引車の必要ない新たな電気自走タキシングシステムでサフランと提携するなど、二酸化炭素の排出量の削減に向け、航空事業の様々なアプローチから取り組みを進めています。
電気旅客機は、イージージェットが現在まで取り組んでいる温暖化ガスの排出削減に貢献するプロジェクトです。同社は2000年から、旅客キロあたり31%の削減を実現していますが、さらに排出削減を実現し、電気自動車などと同様に環境を配慮した航空機の実現を目指します。